児湯地域における耕畜連携の取り組み

2010年01月20日

児湯地域における耕畜連携の取り組みの画像1 児湯地域における耕畜連携の取り組みの画像2

 児湯地域では、管内で生産された良質たい肥を活用した耕畜連携の取り組みを関係機関と一体となって推進しています。
 このような中、新富町柳瀬地区において早期水稲及び飼料用イネ作付け後の水田裏を利用した飼料作物生産の取り組みが行われています。
 早期水稲地帯ということもあり、収穫時期を考慮しながら飼料作物の品種選定を行い、今年度はえん麦を中心に29.7haの作付を実施しています。
 水稲農家や関係機関と話し合いながら適切なたい肥の散布時期や散布量を検討し、今年度はえん麦収穫後にたい肥の残効による早期水稲への影響を考慮して、えん麦作付前にたい肥散布を実施しています。
 取り組みとしては始まったばかりで、今後も飼料作物や早期水稲の生育状況、土壌分析結果の推移等を確認しながらたい肥の散布時期や散布量の検討をしていくことになると思いますが、このような取り組みが水田でのたい肥利用の地域モデルとなり、児湯地域全体に広がっていくことが期待されます。

上記の写真は、早期水稲収穫後のたい肥散布の状況です。